こんにちはー!まごころ弁当です!!と元気な挨拶で毎日宅配させていただいております。
初めまして!まごころ弁当野田店のオーナー店長の浅水直也と申します。
私は元々は調理や介護の仕事を経験してきてるわけではありません。トラック運転手から某大手のホームセンターで管理職を長年仕事としてきました。ホームセンター?全然関係ない職種じゃないかと思いますよね。本当に関係ないんです(笑)。今はシニア様向けの宅配弁用屋さんなんですから。正直ホームセンターの仕事は好きでした。会社にも評価されていないと思う事もなく、そのまま働いていれば安定した収入を得て生活はできたと思います。しかしある転機が訪れます。遠く北海道に住む祖母が亡くなりました。祖父はもう何年も前に他界しておりますので独り寂しく旅立ちました。正直わたしは日々の生活に追われ、仕事や自分と家族の事で精いっぱいで祖母の事を日々思う事がなくなっていました。あんなに可愛がってもらったのに・・・。私一人で20代の頃訪ねた時、あんなに語り合ったのに・・後に母から聞きましたがこの時私が自分の働いた給料の中から祖母に渡したお小遣いを最後まで何回も自慢していたそうです。孫から初めて小遣い貰ったと。
その祖母の葬儀もつつがなく終わり、飛行機まで時間があったので母と妹と最後に祖母が暮らしていたホームの部屋を見る事にしました。閑散としてどこか寂しい雰囲気のホームの長い廊下から部屋に辿り付き入ってみると、なんと物が少ないことか。凄くきれいではあるが凄く物が少ない部屋に胸がつまりました。妹が「お兄ちゃん。見て」とその方を見ると小さなテーブルに一枚の紙が・・
祖母と祖父から始まり私達兄弟で終わる家系図のようなメモでした。恐らく寂しいホームの生活で楽しかった昔を思い出し、また忘れてしまう事を恐れ自ら書いたのでしょう。書いている時の背中を想像して涙が溢れました。それから2年後。私はホームセンターを辞め、借金はしましたがこの まごころ弁当野田店を初めました。少しでも皆様のお役に立てるよう、少しでも笑顔でいてもらう為に私は人に欠かせない食で皆様のお力になろうと決めました!あの祖母を訪ねて僕が払うよと一緒に食べた赤平駅前の小さな中華屋さんでラーメンを食べた時の祖母の嬉しそうな笑顔が忘れられなくて。食事って人を笑顔にできますよね。だから私は今日も明日も皆様にまごころをお届けします。